福島綜合特許事務所は、弁理士 福島芳隆によって、2016年1月に設立された特許事務所です。当事務所の強みと想いをご紹介します。
元特許庁審査官のキャリアを活かして
福島綜合特許事務所、代表弁理士の福島は、企業(研究員)、特許庁(審査官)、国際特許事務所(主任弁理士)、及び、大学(知財マネージャー、客員教授)として、「産、官、学」の全てを経験しキャリアを積んできました。
このような幅広い経験、特に出願された特許を審査する立場を経験した弁理士は、日本でも非常に珍しい存在だと考えております。当事務所はこれらの経験を活かし、貴社の研究開発及び知的財産活動に対して、幅広い総合的な知財サービスをご提供出来ると自負しています。
審査官経験で得たノウハウ
審査官として、出願人や弁理士とは反対側を経験出来たことは、非常に役立っています。出願された特許に対して、日々、調査、拒絶理由通知書の起案、国際調査報告書の作成等、たくさんの審査を行ってきました。その経験によって、様々な審査官としてのスキルが身に付き、発明の本質が何かが理解出来るようになりました。この経験により、優れた特許申請ノウハウを得ることが出来たと自負しています。
最新知財情報を定期的にご提供
特許庁OBとのつながりも深く、また、様々な職場を経験したことで、企業弁理士、特許事務所弁理士との交流が続いており、関西、地方では得られにくい知財情報も幅広く入手が可能です。
定期的にお客様に対して、特許庁の運用変更、特許法改正、判決情報等の最新知財情報をご提供することが可能です。
お客様にとって何がベストかを考えます
東京にある特許庁で審査官面接を行うことは、地方の企業、大学にとって大きな負担になりますが、弊所では、必要に応じて、特許庁に、電話、FAX等で連絡し、補正案及び意見書案を送り、東京へ行かなくても特許査定(権利化)が可能なように支援(電話面接)を実行しております。そうはいっても、審査官に会って直接技術説明をすることもとても重要と考えます。例えば、インターネットを駆使し東京に行くこと無く審査官と面談するようなセッティングも可能です。
お客様にとって、どのようなやり方がベストであるかを常に検討し、知財活動のフォローサービス等を安価にご提供する努力を致します。
中小企業の支援がしたい!
日本全体の企業の99.7%を占める中小企業。そのうち、特許出願の経験がある中小企業は、全体の約12%に過ぎません(2016年)。中小企業は、大企業のように、知財へマンパワーを費やすことが出来ません。そのため、せっかくの優れた技術を持っていても、特許出願及び権利化が効率的にできていない企業が多いのが実情です。
しかし、中小企業も研究員一人一人が知財の知識を蓄え、知財マインドを持てば、決して世界の大企業に引けを取らず、知的財産活動が活発化し、効率的な発明発掘、特許出願、及び権利化が出来、ひいては研究開発費の削減、売上の向上等に繋がると信じています。
福島綜合特許事務所は、特許出願や権利化を通じて、全力で中小企業の発展にご協力したいと考えています。
産学連携支援
大学は、大学自体で商品化ができないため、企業の協力がなければと大学の特許がどんどん消えていってしまっているのが現状です。
一方、中小企業は、少ない研究開発予算の中から、既存の商品の強化、改良、新規事業の展開を模索し続けています。
福島綜合特許事務所では、大学と中小企業の架け橋となり、効率的に研究開発、商品化を行う手助けをしてまいります。
ベンチャー企業支援
大学発ベンチャー等の設立支援、設立後の知財のトータルサポート支援、研究支援等を行ってまいります。